ニッケルめっき
弊社の表面処理加工の1つである、ニッケルめっき(ニッケル-鉄合金)についてご紹介致します。
電気ニッケルめっきの特徴
ニッケルめっきには装飾・機能性目的など幅広い用途があります。多層めっきの下地としての役割や、最表層のめっきとしての役割も持ち合わせます。
弊社の電気ニッケルめっきでは、ニッケル鉄合金めっきを採用しております。
まず、合金とは2種類以上の金属または非金属を成分とする金属のことで、合金は単一金属のめっきで得られたものに比べて、いくつかの優れた性質をもっています。
ここでは光沢ニッケルめっきと比較してニッケル鉄合金めっきの性質を紹介します。
①コロイド状の鉄を錯化して電着させることにより、ざらつきが殆どなく、良好なめっき外観が得ることができます。
②レベリング作用が優れており、光沢ニッケルより薄膜で同程度の能力を得ることができます。
③柔軟性が良く展延性に優れているので、めっき後に機械加工をするような製品に適しています。
④ニッケルめっき後に行う装飾クロムめっきの付きまわりが良いです。
対応製品
≪対応材質≫
・鉄鋼
・鋳物
・ステンレス
・真鍮
・銅
※アルミは外注加工となります
≪処理能力≫
対応寸法:2700L×800W×1000H
最大荷重:250kg